ユヴァル・ノア・ハラリの「Sapiens 」を読みました。
ハラリはイスラエル人の歴史学者で、「Sapiens」は人類の全歴史を描いた作品です。
ハラリは作中で、人類は虚構(ストーリー)を共有する動物であると捉え、人間社会の進化は虚構を拠り所にしてきたと明言します。人間の現実が虚構であるという切り口ですが、ネガティブにロジックが展開される訳ではなく、客観的・俯瞰的に人類史を次々と切っていきます。とにかく説得力や洞察力が素晴らしく、読み応えがあります。
個人的には、現代人の多くが普遍的価値として掲げる人権、人道主義、民主主義等の思想も、人類の多くが共有する虚構に過ぎず、人類の進化とともに変遷していくであろうという理論展開には、ハンマーでガツンとやられるような衝撃を受けました。
人類史に思いを馳せるロマンチックな作品で、とにかく読みやすく面白いです。投資家に求められる客観的、懐疑的なロジックを鍛えられる1冊でもあり、超おすすめです。
なお、株式投資に関しては、2018年4半期が終わろうとしていますが、今のところ、ほぼ取り引きゼロです・・。本を読んだり、銘柄を眺めたり、後、投資の勉強の一貫でFP2級を取りました(何も活動していない訳じゃないんです・・)
I have just finished reading " Sapiens" written by Yuval Noah Harari.
Harari is an Israeli historian, and " Sapiens" describes a whole history of Sapiens, i.e., human beings.
Harari defines Sapiens as animals that share fiction, and Sapiens has evolved based on and along with fiction. The author unfolds his logic objectively and historically, and his logic is extremely persuasive and insightful.
The idea that human rights, humanism, and democracy is not universal and merely the current fiction shared by Sapiens is shocking, but it is persuasive at the same time.
This is easy reading and entertaining. Moreover, you can train your logical thinking by reading this; thinking objectively and skeptically is essential characteristic of great investor.
Highly recommended.
やまやん株式投資 investment blog
keep learning and getting better
2018年3月21日水曜日
2018年2月12日月曜日
マーケットの動向に対する所感について Some thoughts on the current market
ボラタリティが上がって来ましたね。とりあえず、様子見です。キャッシュポジション高めなので、適当な水準で買いたいところです。日経平均がここから2割程度下がってきたら、買いたい水準の株もボチボチ出てくるかなと思います。
とはいえ、行動量は少なければ少ない程いいです(その分質を高めます)。
株の話ではないですが、不動産投資の勉強を始めました。1~2年勉強した後に、タイミングが来れば投資を実行したいと考えています(5年以内に実行できれば、いいですね)。
The equity market has went through the turbulence last two weeks. I was just watching on the sideline. As I have been sitting on lots of cash, I would like to buy some stocks at the reasonable price. Nikkei Stock Average needs to drop by 20% from the current level, should I buy some stocks.
I always keep in mind this 'The less I act, the better investor I become'; the quality of action matters.
By the way I have just started learning real estate investment. I need to learn for 1 year to 2 years to be able to carry out an investment. Hopefully I can make a first investment in 5 years.
2018年1月4日木曜日
一貫性は合理性とイコールではない being consistent is not equal to being rational
年初早々ですが、興味がある銘柄がすべてovervaluedな状態なので、またまた意思決定に関する話です。毎度抽象的な話で退屈かもしれませんが、しばしお付き合い下さい。
今日は、一貫性と合理性は必ずしも同一ではないという話です。
私たちは一貫性のある人を合理的な人とみなす傾向があります。しかしながら、現実社会においては、白黒はっきりとしないことが多いため、一貫性に固執することで、非合理的な選択をしてしまうことが多々あるのも事実です。例えば、株の塩漬け、破綻した結婚の継続、希望して入った会社を退社できない等もこの一貫性への固執からきていることでしょう。このような状態で、合理性を保つには、二つの相反する思考を一つの頭に収めることが必要となってきます。実際にやっていただければ、分かると思いますが、これは結構ストレスフルな作業です。
ちょっと、試しにやってみましょう
①まず自分の嫌いな主義・思想・宗教・国・歌手等、何でもいいので思い浮かべて下さい。
②次に、その想像した嫌いなものに、自分が一番好きなものを連想させることを想像してみてください。
例:自分が一番嫌いな歌手が、自分が一番好きな歌手の親戚(or親友)
自分が一番嫌いな歌手が、自分の母校出身だった等
どうでしょう?言いようのない不快感を感じませんでしたか?
上の連想は想像ですが、実際にこのようなことがあった場合、どんなに不愉快に感じても、その事象がポジティブなものと関係していることは事実であり、それを排除しようとすることは、事実を正確に捉えられていないということになります。
というところで、初年度のコラムの落ちとして、日英並記がしんどくなってきたので、その辺は適当にやりますが、これは一貫性はないけど、合理的な行動なんだよ。というところで終わりたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
今日は、一貫性と合理性は必ずしも同一ではないという話です。
私たちは一貫性のある人を合理的な人とみなす傾向があります。しかしながら、現実社会においては、白黒はっきりとしないことが多いため、一貫性に固執することで、非合理的な選択をしてしまうことが多々あるのも事実です。例えば、株の塩漬け、破綻した結婚の継続、希望して入った会社を退社できない等もこの一貫性への固執からきていることでしょう。このような状態で、合理性を保つには、二つの相反する思考を一つの頭に収めることが必要となってきます。実際にやっていただければ、分かると思いますが、これは結構ストレスフルな作業です。
ちょっと、試しにやってみましょう
①まず自分の嫌いな主義・思想・宗教・国・歌手等、何でもいいので思い浮かべて下さい。
②次に、その想像した嫌いなものに、自分が一番好きなものを連想させることを想像してみてください。
例:自分が一番嫌いな歌手が、自分が一番好きな歌手の親戚(or親友)
自分が一番嫌いな歌手が、自分の母校出身だった等
どうでしょう?言いようのない不快感を感じませんでしたか?
上の連想は想像ですが、実際にこのようなことがあった場合、どんなに不愉快に感じても、その事象がポジティブなものと関係していることは事実であり、それを排除しようとすることは、事実を正確に捉えられていないということになります。
というところで、初年度のコラムの落ちとして、日英並記がしんどくなってきたので、その辺は適当にやりますが、これは一貫性はないけど、合理的な行動なんだよ。というところで終わりたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
2017年12月3日日曜日
駅前周辺不動産の将来図 Some thoughts on the prospect of real estate within the surrounding of terminal station
世の中の変化(シェアリングエコノミー、クラウド技術、IoT等)から、街並みの変化に思いを巡らせてみました。特に経済活動に影響が大きい駅前周辺の不動産に絞って考察してみます。
これまで、駅前周辺は、人々が行き交う場所として、情報交換の場所として使われてきました。しかしながら、情報交換はネットワーク上で処理される方向に進んでいます。その結果、いずれ単純な情報交換を地価の高い駅前で行うことは経済的でなくなってくると予想します。
というところで、駅前不動産の将来予想を考えるとこんな感じでしょうか?
(新宿駅、渋谷駅等のターミナルステーションをイメージしています)
●情報交換所となっており、減少すると思われる不動産
銀行、不動産仲介店、証券会社、旅行代理店、本屋、CD屋、レンタルビデオ屋等
●情報交換所ではなく、物理的なサービス提供があり、増加すると思われる不動産
ホテル、飲食店、住居、娯楽施設等
銀行や不動産仲介店なんかが減っていくと街並みが一変しますね。
ちなみにここまで考えて自分のポートフォリオを見たところ、随分前に買った京阪神ビルディングが気になりました。同社は住友系の不動産賃貸業者で、優良物件をたくさんもっており、中でも売上が安定しているJRAの場外馬券場(売上4分の1を占める)の所有が魅力的でした。ただ、今回の考察で場外馬券場は厳しいなと考え直しました。馬券はネットでも販売しており、JRAも先のことを考えると高額な賃料を払って、駅前で馬券を売る理由がありません。ということで、株はすぐに売却しました。ブレインストーミングもたまには役立つものです。
蛇足ついでに、貸しテナント会社TKPのビジネスモデルは時代に合いそうですね。バリュエーション的に深堀するモチベーションが上がりませんが・・。
I have reflected how new technology and innovation (e.g., sharing economy, cloud computing and internet of things etc.) would change the city-space. In this post, I will especially focus on real real estate within the surrounding of terminal station which has large impact on our economy.
The space surrounding station has historically been used for the place to trade information. However, trading information has got taking place on the cyber-space
more and more. As a result, I assume that it is getting not economical to pay high rent just to trade information near the station.
Considering the change mentioned above, here is the prospect of real estate within the surrounding of terminal station.
The real estate which will diminish its number: the place to trade information
bank, real estate agency,travel agency, book store, etc.
The real estate which will increase its number: the place to provide experience and tangible goods
hotel, restaurant, residence, recreational facilities, etc.
Imagine that the former facilities are replaced by the latter facilities; that will be a lot of change; the hotel in Shinjuku-ward that I pass by everyday is overflowing with foreign tourists and I see there is more demand for those hotels than banks and real estate agencies.
これまで、駅前周辺は、人々が行き交う場所として、情報交換の場所として使われてきました。しかしながら、情報交換はネットワーク上で処理される方向に進んでいます。その結果、いずれ単純な情報交換を地価の高い駅前で行うことは経済的でなくなってくると予想します。
というところで、駅前不動産の将来予想を考えるとこんな感じでしょうか?
(新宿駅、渋谷駅等のターミナルステーションをイメージしています)
●情報交換所となっており、減少すると思われる不動産
銀行、不動産仲介店、証券会社、旅行代理店、本屋、CD屋、レンタルビデオ屋等
●情報交換所ではなく、物理的なサービス提供があり、増加すると思われる不動産
ホテル、飲食店、住居、娯楽施設等
銀行や不動産仲介店なんかが減っていくと街並みが一変しますね。
ちなみにここまで考えて自分のポートフォリオを見たところ、随分前に買った京阪神ビルディングが気になりました。同社は住友系の不動産賃貸業者で、優良物件をたくさんもっており、中でも売上が安定しているJRAの場外馬券場(売上4分の1を占める)の所有が魅力的でした。ただ、今回の考察で場外馬券場は厳しいなと考え直しました。馬券はネットでも販売しており、JRAも先のことを考えると高額な賃料を払って、駅前で馬券を売る理由がありません。ということで、株はすぐに売却しました。ブレインストーミングもたまには役立つものです。
蛇足ついでに、貸しテナント会社TKPのビジネスモデルは時代に合いそうですね。バリュエーション的に深堀するモチベーションが上がりませんが・・。
I have reflected how new technology and innovation (e.g., sharing economy, cloud computing and internet of things etc.) would change the city-space. In this post, I will especially focus on real real estate within the surrounding of terminal station which has large impact on our economy.
The space surrounding station has historically been used for the place to trade information. However, trading information has got taking place on the cyber-space
more and more. As a result, I assume that it is getting not economical to pay high rent just to trade information near the station.
Considering the change mentioned above, here is the prospect of real estate within the surrounding of terminal station.
The real estate which will diminish its number: the place to trade information
bank, real estate agency,travel agency, book store, etc.
The real estate which will increase its number: the place to provide experience and tangible goods
hotel, restaurant, residence, recreational facilities, etc.
Imagine that the former facilities are replaced by the latter facilities; that will be a lot of change; the hotel in Shinjuku-ward that I pass by everyday is overflowing with foreign tourists and I see there is more demand for those hotels than banks and real estate agencies.
2017年11月26日日曜日
読書感想 Book Report: Thinking, Fast and Slow
ダニエル・カーネマンの「Thinking, Fast and slow」を読みました。
ダニエル・カーネマンはノーベル経済学賞を2002年に受賞した心理学者で、投資家の間ではプロスペクト理論を考えた人物として、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。本書では、人間の思考回路を、システム1・システム2に分けて考えることで、人間の意思決定メカニズムを分析しています。システム1は自動的、無意識的、反射的な思考。システム2は意図的、意識的、分析的な思考です。運転で言うと高速道路で運転している際はシステム1の思考で、交通量の多い道路で目的地を探しながら運転しているような状態がシステム2の思考というところでしょうか。
投資家的な発想で考えてみます。
システム1的な発想の例
①新しい電池技術が注目されている。電池技術の革新は電気自動車の普及を促進する。
②A社は電池技術関連銘柄だ。
③A社を買うべきである
システム2的な発想の例
①新しい電池技術が注目されている。電池技術の革新は電気自動車の普及を促進する。
②A社は電池技術関連業種だ。
→電池事業の売上に占める割合?
→同業他社に比べて競争優位性は?
③A社を買うべきである or 買うべきでない
という感じです。
システム1は人間の祖先が何百万年もの間に生存のために身につけたもので、現代社会では非合理的であっても、多くの局面で人間の意志決定メカニズムを支配しています。反射的に結論を急ぐシステム1を制御しながら、システム2による意識的思考を行うことで、投資判断の質が向上できると考えます。
本書には、その他にも、認知や記憶の歪みのメカニズム等についても深い考察があり、非常に興味深かったです(歪んだ認知・記憶が意思決定の材料になっていることが、非合理的な意思決定の原因になっている)。これに関しては、認知・記憶の歪みに気づくことは困難なので、ダイアリーをつけたり、感情ではなく数字や事実を判断材料にすること等が、対策となると思います。
I have just finished reading "Thinking, fast and slow" written by Daniel Kahneman.
Daniel Kahneman is a psychologist who received a novel prize in Economics in 2002. He is also famous for his "Prospect Theory" among investors. In this book, he analyzes our decision-making mechanism by categorizing our thinking process into two kinds of system; System 1 and System 2. System 1 is automatic, spontaneous and reflexive, and System 2 is conscious, voluntary and analytical. To give you an example, System 1 is active when driving on the expressway with light traffic, and System 2 is active when driving amid the downtown to find the particular spot like a parking lot.
Applying this mechanism to decision-making in investing
System 1 works like below
1. New technology on battery has been focused; this innovation can facilitate the diffusion of Electronic Vehicle.
2. Company A is hot as a battery-related company.
3. I should buy the stock of Company A
System 2 works like below
1. New technology on battery has been focused; this innovation can facilitate the diffusion of Electronic Vehicle.
2. Company A is hot as a battery-related company.
→What is the proportion of battery-related sales to the total sales?
→Does Company A have competitive advantage?
3. I should buy the stock of Company A or I should not.
System 1 could be irrational but it invariably dictates our decision-making even when the stake is much higher than we consciously feel. Therefore, we should improve quality of our decision-making by intentionally applying System 2 whenever necessary.
In this book, distortion of our memory and our cognition has also pointed out and discussed, and it was very intriguing as our memory and cognition is what we turn to when we make a decision. To avoid its biases and distortions, we could make a diary or weigh numbers and facts over our feelings.
ダニエル・カーネマンはノーベル経済学賞を2002年に受賞した心理学者で、投資家の間ではプロスペクト理論を考えた人物として、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。本書では、人間の思考回路を、システム1・システム2に分けて考えることで、人間の意思決定メカニズムを分析しています。システム1は自動的、無意識的、反射的な思考。システム2は意図的、意識的、分析的な思考です。運転で言うと高速道路で運転している際はシステム1の思考で、交通量の多い道路で目的地を探しながら運転しているような状態がシステム2の思考というところでしょうか。
投資家的な発想で考えてみます。
システム1的な発想の例
①新しい電池技術が注目されている。電池技術の革新は電気自動車の普及を促進する。
②A社は電池技術関連銘柄だ。
③A社を買うべきである
システム2的な発想の例
①新しい電池技術が注目されている。電池技術の革新は電気自動車の普及を促進する。
②A社は電池技術関連業種だ。
→電池事業の売上に占める割合?
→同業他社に比べて競争優位性は?
③A社を買うべきである or 買うべきでない
という感じです。
システム1は人間の祖先が何百万年もの間に生存のために身につけたもので、現代社会では非合理的であっても、多くの局面で人間の意志決定メカニズムを支配しています。反射的に結論を急ぐシステム1を制御しながら、システム2による意識的思考を行うことで、投資判断の質が向上できると考えます。
本書には、その他にも、認知や記憶の歪みのメカニズム等についても深い考察があり、非常に興味深かったです(歪んだ認知・記憶が意思決定の材料になっていることが、非合理的な意思決定の原因になっている)。これに関しては、認知・記憶の歪みに気づくことは困難なので、ダイアリーをつけたり、感情ではなく数字や事実を判断材料にすること等が、対策となると思います。
I have just finished reading "Thinking, fast and slow" written by Daniel Kahneman.
Daniel Kahneman is a psychologist who received a novel prize in Economics in 2002. He is also famous for his "Prospect Theory" among investors. In this book, he analyzes our decision-making mechanism by categorizing our thinking process into two kinds of system; System 1 and System 2. System 1 is automatic, spontaneous and reflexive, and System 2 is conscious, voluntary and analytical. To give you an example, System 1 is active when driving on the expressway with light traffic, and System 2 is active when driving amid the downtown to find the particular spot like a parking lot.
Applying this mechanism to decision-making in investing
System 1 works like below
1. New technology on battery has been focused; this innovation can facilitate the diffusion of Electronic Vehicle.
2. Company A is hot as a battery-related company.
3. I should buy the stock of Company A
System 2 works like below
1. New technology on battery has been focused; this innovation can facilitate the diffusion of Electronic Vehicle.
2. Company A is hot as a battery-related company.
→What is the proportion of battery-related sales to the total sales?
→Does Company A have competitive advantage?
3. I should buy the stock of Company A or I should not.
System 1 could be irrational but it invariably dictates our decision-making even when the stake is much higher than we consciously feel. Therefore, we should improve quality of our decision-making by intentionally applying System 2 whenever necessary.
In this book, distortion of our memory and our cognition has also pointed out and discussed, and it was very intriguing as our memory and cognition is what we turn to when we make a decision. To avoid its biases and distortions, we could make a diary or weigh numbers and facts over our feelings.
2017年11月6日月曜日
参考にしているブログ the most enlightening investment blog
私がもっとも参考にしている投資ブログに「SAFAL NIVESHAK」があります。(ブログは英語です)。各種のコラムがありますが、中でもLattice work of mental modelsという多面的思考(学際的メンタルモデル)に関するコラムは秀逸で、個人的には人生観が変わるくらいの影響を受けました※。
とにかく今は、銘柄選択はそこそこに、本などを読んで投資哲学に関する考察を深めたいと思います。
※Lattice work of mental modelsという考え方は、ウォーレンバフェットのパートナーであるチャーリーマンガーの提唱する思考方法であり、端的に言えば、各種の分野の知識を幅広く知り、格子状的な思考回路を構築し、応用することで、合理的な判断に活用するというものです。
余談ですが、先日、職場で株の話をしている人がおり、高値相場なので警戒したほうがいいというようなことを言っていました。周りで株をやっている人は、大体、決算書が読めないような人が多いのですが、そういった人々が警戒感を感じるということは、まだまだブル相場も余裕があるのかなと思ってしまいました。まぁ、これからどこに行くかということよりも、どの辺に今いるかということが分かれば良いのです。
The most instructive blog of all for me is "Safal Niveshak" Its writings on Lattice work of Mental Models is so enlightening.*
*the philosophy of Lattice work of mental models comes from Charlie Munger.
By the way, in my workplace I just overheard some of my colleagues saying that flying high stock market is dangerous; they can not read financial reports and do not know the basic accounting. Overhearing their view, I just thought that the bull market could rally more than I thought. Anyway, what is important is not to know where we are going and what is important is to know where we are.
とにかく今は、銘柄選択はそこそこに、本などを読んで投資哲学に関する考察を深めたいと思います。
※Lattice work of mental modelsという考え方は、ウォーレンバフェットのパートナーであるチャーリーマンガーの提唱する思考方法であり、端的に言えば、各種の分野の知識を幅広く知り、格子状的な思考回路を構築し、応用することで、合理的な判断に活用するというものです。
余談ですが、先日、職場で株の話をしている人がおり、高値相場なので警戒したほうがいいというようなことを言っていました。周りで株をやっている人は、大体、決算書が読めないような人が多いのですが、そういった人々が警戒感を感じるということは、まだまだブル相場も余裕があるのかなと思ってしまいました。まぁ、これからどこに行くかということよりも、どの辺に今いるかということが分かれば良いのです。
The most instructive blog of all for me is "Safal Niveshak" Its writings on Lattice work of Mental Models is so enlightening.*
*the philosophy of Lattice work of mental models comes from Charlie Munger.
By the way, in my workplace I just overheard some of my colleagues saying that flying high stock market is dangerous; they can not read financial reports and do not know the basic accounting. Overhearing their view, I just thought that the bull market could rally more than I thought. Anyway, what is important is not to know where we are going and what is important is to know where we are.
2017年11月5日日曜日
これぐらいの水準 attractive price range
買いたい会社とその購入基準価格の一例ですが、2社挙げます
市場価格水準と自分の基準にどれだけギャップがあるかという記録を残すために、記載します。
アシックス 購入基準価格1300円(現在1724円)
・競争優位性(ブランド)あり、業績も底堅い
・2020オリパラ大会で、ポジティブフィードバックループを形成する可能性
セレスポ 購入基準価格1000円(現在1336円)
・競争優位性あり、業績も成長基調
・2020オリパラ大会で、ポジティブフィードバックループを形成する可能性
Those below are the companies that I want to buy; and the attractive price range
Asics: 1300 yen per share (current price 1724 yen)
- competitive advantage (brand power) and solid earnings history
- tokyo 2020 olympic and paralympic games could cause positive feedback loop somewhere
Asics: 1300 yen per share (current price 1724 yen)
- competitive advantage (brand power) and solid earnings history
- tokyo 2020 olympic and paralympic games could cause positive feedback loop somewhere
Cerespo: 1000 yen per share (current price 1336 yen)
- competitive advantage and modest growth in sales and earnings
- tokyo 2020 olympic and paralympic games coulc cause positive feedback loop somewhere
- competitive advantage and modest growth in sales and earnings
- tokyo 2020 olympic and paralympic games coulc cause positive feedback loop somewhere
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